銀行口座を残しておけばよかったという話
わたしが購読しているはてなブログに銀行口座を作るという話が投稿されていました。その記事を眺めながら、銀行口座についての(現在進行形の)小さな後悔を思い出しました。
amandine-tomoko.hatenablog.com
ドイツに住んでいたときも、フランスに住んでいたときも、滞在許可の必要から地元の銀行口座を持っていました。ドイツでは、Sparkasseというほぼ市営の金融機関、フランスでは、LCLという銀行でした。
どちらのも個人用当座預金口座なので金利はもとよりつきません。さらに銀行口座の維持に手数料がかかります*1。
帰国するときに手数料が惜しくて、どちらも解約してしまいました。しかし今、どちらか(というか、LCLの方)を残しておけばよかったなという思いにかられています。
フランス滞在のとき便利だった
わたしは日本とフランスで遠距離恋愛をしていると毎年1度はフランスに行くわけです。そして、フランスで生活するために必要な現金を日本の銀行口座から引き出しています。ところがこの手数料は結構バカになりません*2。結局日本からまとまった金額を予め送金しておいて、それを引き出しながら使うのが正解だったように思います。
さらに言えば、海外送金もだんだん難しくなっています。この問題も、以前の滞在で登録済みであるLCLの口座に送金するならば、少しは簡単だったでしょう。
送金が困難になるのと同様に、キャッシュカードの使用も少しずつ難しくなっています。これまでは、わたしの使っている新生銀行では、通常のキャッシュカードを使って現金を引き出すことができました。ところがこのサービスはしばらくしたら終了します。新しい引き出しシステムは用意されているのですが、毎回、カードに銀行口座からチャージしないといけないという非常に使いにくいシステムになってしまいました。これは面倒です。
結婚資金貯金口座に使えた……かもしれない
旅行時に使う作戦を取らなくても、この口座は役に立ったかもしれません。それは2人の貯金口座として使えたかもしれないということです。もちろん、もうフランスで手続きをしないことにしてしまったので、この目標はあまり重要ではありませんけれど、そろそろ2人の共通口座をどこかに用意するのは悪くないアイディアだったように思います。
ダサい決断
わたしが朝礼で話す校長先生ならば、「『覆水盆に返らず』とは申しますが」とまとめを話しだしたいところです。ダサいですけれど、やったことがダサいのですからしようがない。
ポジティブなことしか書かないようにしたかったのですが、今回は少しの後悔の話でした。