1つ残していく話
Aさんが東京に滞在していたのが5月。わたしがパリに行くのが、8月。ちょうど中間地点に差し掛かりました。何ヶ月ごとに会うことにしても、ちょうど中間の頃がお互いにしんどい時期です。
Aさんの癖
ところでAさんは東京から帰るときに必ず何かを残していきます。作業で使って、もう要らない大量の資料のように明らかにゴミなものや、洗濯が間に合わずに洗濯機の中に残っているものもあるのですけれど*1、その他によくわからないものが必ず1つ以上残されています。
前回の滞在では、旅行用のシャワージェルとシャンプーが残されていました。なにも言われていないので、いるのかいらないのかは不明です。なんとなくもったいないので、シャワージェルはこの間のポーランド出張に持っていきました*2。
今回は、化粧を落とすクレンジングのチューブが1本残っていました。これは、次来たときに使うのかしら。悩ましいので、洗面所の目立つところに置いて、毎日しみじみしております。
これって遠距離恋愛ではよくあることなのでしょうか。案外あるのかなと思いながら、クレンジング用の化粧品の使い道を考えています。
真似するわたしと捨てるAさん
最近はわたしも真似して色々置いて帰ってみているのです。しかしAさんとわたしのあいだにには大きい違いがあります。
それは、Aさんは定期的に大掃除をするのが好きで、わたしが明示的に「これは次回使います」と言わないものは、ちゃんと捨てていることです。
溜め込むわたし
一方でわたしは部屋の掃除が苦手。掃除が苦手な人の特徴の1つにものを捨てるのが苦手というのがあると思います。そしてわたしは典型的に部屋が片付かない人間なので、ものを溜め込みます。
今回残された洗濯物は洗いましたが、大量の資料はまだシュレッダーにかけていませんし、前回のシャワージェルとシャンプーも風呂場に残っています。
これではいけないとは思いますが、予想では次回Aさんがわたしの部屋に来るときまで、事態は動かないように思います。はてさて。