アミューズメントパークに行きたい話
夏の予定が少しずつ決まりつつあります。
Aさんは、ここ数日、(出張の用務が終了したあとの)コペンハーゲンでの過ごし方についての調査に余念がありません。日曜日の晩、Aさんは例によって興奮してテキストを送ってきました。
何と「東京ディズニーランドでは結婚式できるらしいわね。わたしは調べたよ」と言い出しました*1。どうやって調べたのかはわかりませんけれど、「それだけはご勘弁ください」とお願いしたところから、今日の記事は始まるのです。
Aさんは、わたしの返答を予想していたのでしょう、返す刀で「じゃあせめて、チボリ公園かバッケンに行こう!」と言うのでした。これは見事な交渉術です。ここで「いやだ」という答えは、ない。
というわけでわたし達は、チボリ公園か(と?)バッケンに出かけることになりました。
夏の終わりとアミューズメントパーク
コペンハーゲンといえば、チボリ公園が有名です。中央駅前にある巨大な遊園地です。ガイドブックやウィキペディアにも記事があるので、デンマークに興味のある方はご存知でしょう。
「チボリは行こうね」と言いますので、ディズニーランドよりは良いかと思いましたので、これには賛成いたしました。
Bakken
Aさんは、さらに、バッケンという遊園地も有名なようだという情報を仕入れてきました。「おし、出張あがりにここに行くぞ」と意気込んでいます。
バッケンのウェブサイトには、「世界最古のアミューズメントパーク」の文字が踊っておりますので、かなり古くからあるのは間違いないようです。目玉は80年以上前から営業中のジェットコースターだとか。しかも木製だということ。きしむのかしらねえ。これはちょっと乗ってみたい気がしますよ。(あら、案外、私乗り気になってる……)
日本語でも調べてみると情報が出ています。入場無料で、アトラクションにお金を払う方式だとか。
コペンハーゲンの中心から30分ほどで着く森の中にあるそうですから、きっと雰囲気もある遊園地なのでしょう。
夏の終わりに一日お休みを作って古い遊園地で遊ぶなんざよろしいことじゃないかと、わたしもそんな気がしてきました。ウェブサイトを眺めながら、予習に努めて、気持ちを盛り上げて行こうと思いますよ。
Aさんとわたしとアミューズメントパーク
ところでAさんはアミューズメントパークにとてもご執心です。
東京にはじめて来るときにも、「ディズニーランドに行きたい*2」とか「あなたの家の近くには、サンリオのアミューズメントパークがあるはずだ*3」などと盛り上がっていました。
わたしといえば、例によって、「アミューズメントパークなんて嫌だよ」とスカし気味にいなします*4。
これまでのところ、わたしは成功裏にAさんのアミューズメントパーク熱をいなしてきたのでした。このことについてもAさんは、「この夏、美味しい赤ワインでも飲みながら話合わなくちゃね」と言います。
わたしがあの有名なネズミの耳付きの帽子を被る日もそれほど遠くないのかもしれません。