CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

似合うとか似合わないとか

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人には、似合う着こなしと似合わない着こなしがあるんだそうです。わたしは、この歳になっても自分に何が似合うのかよくわかりませんし、何をきても結局似合わない気がして辛くなるので、洋服を買いに行くのも億劫です。もちろん、そんなことを言っている場合ではないので、必要になれば買うのですけれど、洋服屋さんは正直とても苦痛です。とりわけファストファッションじゃないところは、話しかけて下さる店員さんとうまく対話できないので、寄ってきて頂いても妙に邪険にしてしまったり、必要以上におどおどしてしまったりします*1

でもよく考えてみたら、話の順序は逆なのかもしれないなと思い当たりました。洋服屋さんが嫌だから、「結局何を着ても似合わないでしょう」と思うのだし、何を着ても似合わないと思うから自分に何が似合うかもわかならないのでしょう。

正直ちゃんと時間を探して検討して、洋服を探すとそこそこ見られる服に突き当たるような気がするのです。それなのに、わたしは「その手間が惜しい。面倒くさい。そしてそういうことを相談するのが恥ずかしい」と実は思っているのではないか、と疑うのです。

実際に「ああいう服を着てほしい」「こういう服は着ないほうがいい」という意見を時々聞きますので、Aさんには、わたしに似合う服装というのが見えているようです*2。Aさんに見えているならば、プロの店員さんに見えないはずがないでしょう。

見えている人に話しかけるのが辛いからという理由で、似合う服装を探さないわたしは結局怠け者なのです。さてわたしは「これではいけない」と思う日は来るのでしょうか。

*1:ファストファッションはいけない、とは思いのですけれど、このことが原因で中々ちゃんとしたお店に行けません。

*2:ちなみにAさんはスーツがお好みのようです。まあ確かに身体に合わせた大きさのスーツをきちんと崩さないで着ていれば、わたしもそこそこ見られるようになるのでしょう。スーツというのは、そういう便利なものだという話を聞いたこともありますし。