日本語コースの話
Aさんは日本語を、わたしはロシア語を勉強しようとしているわけです。わたし達は英語で会話すれば良いわけですけれど、わたし達の家族はそういうわけにはいきません。どこで暮らすにせよ、相手の母語をある程度覚えることは必要なことです。
独学の難しさ
Aさんは日本語のテキストブックを買ってみたりしていますが、なかなか勉強が前に進みません。
GENKI: An Integrated Course in Elementary Japanese I [Second Edition] 初級日本語 げんき I [第2版]
- 作者: 坂野永理,池田庸子,大野裕,品川恭子,渡嘉敷恭子
- 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2011/02/14
- メディア: ペーパーバック
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わたしもロシア語のテキストブックをAさんに頂いたり、ラジオを聴いたりしていますが、「こんにちは」「お目に欠かれて光栄です」から先、ちっともロシア語がわかるようになりません。
Aさんの決断
そんな中Aさんが決断をしました。パリ市の提供する日本語教室に参加することにしたのです。
パリには9月に登録できる語学のコースがあるのだそうで、これがかなり割安で語学の勉強ができるのだそうです。(フランス語がわかれば、検索して、リンクをここに転記すると、読者の皆さんのお役に立ちそうですが、残念ながらフランス語ができないので難しいのです。)
昨年は登録期間をちょっとの差で逃したAさんですが、今年はきちんと登録できたようです。いくつか教室があるそうなので、どこの学校の教室になるかはわからないようですが、ちょっと楽しみにしたいと思います。
ちなみにAさんのお母さんは
Aさんのお母さんは英語の先生をなさっているそうですが、日本語にも興味があるようで、多くのテキストブックを集め始めているようです。中にはお母さんのおすすめもあって、Aさんがその文法書をもらって帰ってきたりしています*1。
わたし達も負けてはいられません。
*1:これ使ってロシア語の勉強できるかしらと思いましたけれど、それにはロシア語が難しすぎました。世の中うまくはいかないものです。