夏休みは夏休みの話
パリの夏は工事と夏休みです。
乗りたい列車が運休し、通りたい道路が通行止めになります。Aさんのアパートに向かう線も現在は午後9時から部分運休になっていますし、地下鉄にも運休が出ています。そして回り道をしながら、なんだか損した気持ちになるのです。
図書館も工事
鉄道の運休だけではなくて図書館も多くはお休み。わたしの普段でかけていた図書館も改装工事で丸々2ヶ月間お休み*1。古い建物を使った図書館は電源がないので、長時間の作業は難しいのですけれど、雰囲気が良いのでお気に入りだったのですが*2、しょうがない。代わりに国立図書館とポンピドゥー・センターの図書館にでかけているわけです。
工事じゃない休みもある
今回多く利用している国立図書館とポンピドゥー・センターは工事がないので非常に安心して利用できます。
ところで国立図書館は4回以上行くと年間券を作ったほうが安いので*3、昨日、国立図書館の年間券を作ったのでした。
荷物の検査を終了して、登録デスクに向かいました。幸い、英語を喋ってくれる担当者の方にあたりまして、恥も外聞もなく英語で登録を行いました。Aさんの住所を登録して、わたしのEメールアドレスを登録して、写真を撮って、登録が完了したところで、デスクの方が言いました。
「今週金曜日から、来週の日曜日までお休みですから、注意してくださいね」
がーん。
今回の滞在だけで元をもることは多分不可能になりました。再来週はAさんの出張にくっついてデンマークで作業するつもりだからです。デンマークでの作業はとても楽しみですが、そして出張ですから日程は調整できませんけれど、それでもお金を払いながら「来週が出張だったらよかったのにな」と思うのでした。
もちろん今年の夏だけではなくて、来年も使えるだろうと思って年間券を買いましたし、ほぼ間違いなく来年の夏に来るから良いのですけれど、この夏休みでお得になるようにしようと思っていたので、ちょっとショックでした。