大きな買い物の話
食洗機がほしい
食洗機がほしいのです。ドイツで生活していた頃は、食洗機がアパートに備え付けられていましたので、非常に快適な生活を送っていました。
あの頃使っていたサイズのものはもちろん使えませんし、賃貸ですからできれば工事不要*1で、なるべく小さいものがほしいのです。例えば、こういうやつは素敵だなと思います(別に、アイリスオーヤマのが特別に良いものだと言いたいのではなくて、こういう種類のものが良いのです。ちなみに、このブログはアフィリエイトはやっていません。)。
一緒に買うべき
……という話をAさんにしたのですが、Aさんはあまり感心しなかった模様です。聞いてみると、「そういう住環境に影響を与える大きな買い物は一緒にしたいし、一緒に住むようになってから、使い勝手を考えて買うべきだ」というのです。一理あります。しかし値段もそれほどのものでなし、良いではありませんか。
「どうしても要るなら買えばいいけれど、そういう問題ではない」
なるほど。
大きな買い物の大きさの話
もちろん家を買う、中古車であろうとも車を買う……このレベルになってパートナーに相談しないというのはちょっと考えられませんが、「大きな買い物」の大きさってどういうレベルなのでしょうね。
場所を取る
アパートの中で物理的に大きな場所を占めるものは、おそらく、大きな買い物でしょう。例えば、アームチェアや食卓はそういう意味で大きな買い物と呼べますね。
食洗機もいくら小さいとはいいながら、台所の中で大きな場所を占めますので、「大きい」と言えましょう。
生活を変える
生活上の活動の意味合いを変えるものも、おそらく、大きな買い物でしょう。どんなに小さくても、なんだったらカタチがないものでも、生活パターンを変えるようなものは、大きい買い物と言えますね。たとえば、スマートフォンの機種をiPhoneからAndroidに変えると、使えるメッセージソフトに制限がかかりますので、大きな買い物と言えましょう。
食洗機も台所での活動に大きな影響を与えますから、大きな買い物と言えるでしょう。
お金がかかる
無駄な出費につながりそうなものも、金額の多寡に関わらず大きな出費になりますから、大きな買い物になるかもしれません。何しろわたし達にとって、航空券をなるべく安く、かつ、素早く移動できるルートで買うことが一番重要ですから、それを阻害するかもしれない出費は大きいと呼んで良いでしょう。
食洗機は、航空券往復1回分にはなりませんが、それでも生活費ではない予算の方から出費するわけですから、航空券に使えるリザーブが減ることになります。
諦めますか
わたしは「持てる余裕を使って家事が簡単になるならば、そのお金は使うべきだ」と思う方です。そういう意味では、食洗機は「買うべき」と判断するのですが、Aさんの言うこともわかります。
とりあえずは今回は買わないことにして、アマゾンとヨドバシカメラのウェブサイトを閉じるのでした。