ロシアのお菓子の話
我が家のポストにフランスから郵便が届いていました。Aさんからの新年のプレゼントです。いやっほおい。
カードと一緒に入っていたのは、ロシアでAさんが買ってくれたスイーツです。山盛り。
わたしのプレゼントが単なる辞書だったのに比べて、なんて素敵なのでしょう。
ロシアのお菓子
今回のロシアのスイーツは、3種類です。パイナップルはパイナップル味のウェハースが入っていましたが、少女とくまの柄は、少女とくまの味はしませんでした。
ソ連時代からある
Aさんによるとソ連時代からあるチョコレート菓子のようです。たしかにこのお菓子を作っている Красный Октябрь (「クラスニィ・オクチャブル」ってカタカナ表記していいのかしら)という会社は、1851年の創業だそうです。ソ連時代どころじゃないですね。そしてパッケージをよく見ると少女のやつには、「170年」とか書いてあります*1。
Aさんにとっては、とても懐かしい味なんだそうですけれど、たしかにそう言われるとそういう感じがします。
量り売りで買う
わたしがモスクワにでかけたときには、デパートの食品売り場にこの形のチョコレートが大量に量り売りで売られていました。わたしが購入したのは、赤の広場の目の前にあるグムです。
これは止まらない……
実はモスクワで購入したとき、とても美味しかったので帰郷するAさんに「おみやげはこれを」と予めお願いしていたのです。
「買ったよ」と言うAさんでしたが、故郷からパリに戻ってみると懐かしさに負けたみたいで、少しずつ手を付け始めておりました。「どうしよう、これは止まらない」といいながらボールいっぱいのチョコレートを少しずつ食べておりました。一口サイズのチョコレートなので、サクッと食べられて、「もう1ついけそうだな」って思うのですよね。
「あなたに送らないといけないんだけど、どうしよう」とか言っておりましたので、「お願いします。封筒に入れて発送してください」とお願いすること数日、無事にわたしの分は東京に届いたのでした。
さてわたしは、泣いても笑ってもこれだけ。大事に食べなくてはなりません*2。