今年のプレゼントの話
日本ではクリスマスにプレゼントを交換しますが、ロシアではお正月がプレゼント交換の時期です。というわけでわたし達にも、お正月のプレゼント交換の時期が迫ってまいりました。今年は、Aさんが年越しをロシア時代のお友達とドイツで過ごすそうですから、早めにプレゼントを準備しないといけません。
以前は御朱印帳をプレゼントして喜ばれましたが、今年はどうしましょうか。
むずかしい
本当は身につけるものなんかが素敵で良いと思うのですが、Aさんは好みにうるさくて、なかなか身につけるものを差し上げても、(当日は嬉しそうでも)なかなか実際に使ってもらえません。今の所、カードケースは使ってもらえているようですが、それ以外はあまり芳しくない戦績。なんとなくそれが悔しくて最近は、ハンコのように実用品っぽいものや、Aさんが絶対に好きだとわかっているシリーズドラマの原作本のような安全策を取ることが増えています。
日本語辞書
そんな流れを汲んでか今年は超安全策。日英・英日の初学者用辞典です。
Aさんは、日本語コースに来年通いたいという希望があるようですから、そこで使ってもらえたら嬉しいなと思ってのことです。本当はカッコよく電子辞書でも差し上げればいいのでしょうけれど、学習効率から言うと最初の辞典は紙が良いように思うんですよね。書き込めますし。
アマゾン
プレゼントは結局日本からではなくて、フランスのアマゾンから直接Aさんのアパートに送ってもらうことにしました。たださえ忙しい時期に送る荷物ですから、国際郵便よりは国内郵便物として送るほうが、色々と手間が省けてよろしいかと思うのです。
もちろん、宛名はAさんのアパート気付けのわたし宛てです。帰宅したAさんに、「荷物つきましたかね?」と訊いたところ、「わたし宛てはない。あなた宛だけよ」との返事。無事について何よりです。
このままお正月まで「開けたらダメ」という状況をもたせたいのですが、今年のお正月は、Aさんが自宅にいませんので、今年は早くプレゼントを開けてもらわねばなりません。というわけで、Aさんに「開けてくださいな」とお願いして開封してもらいました。
どうもあまり感動がないようでしたが(そら、辞書だもの)、それでも喜んでもらえたようです。よかった。