CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

同僚の話

カナダ人の同僚に夏はどこで過ごすかを訊かれましたので、「フィアンセに会いにパリに行きますよ」と申し上げたところ、国際結婚の話を15分でいっぱいしてくれました。普段はとてもおとなしいタイプの同僚が急にアクティブに話をしてくれるので少し面食らいましたが、聞いてみるとかなり貴重な話です。

なにより(国際結婚をしている友人や知り合いは何組かいるのですが)日本で外国人として暮らす女性の観点ははじめてだったので、とても新鮮でした。

簡単じゃない

彼女が15分間で何度も強調したことは、「国際結婚は簡単じゃないよ」ということでした。「だから諦めろ」ということではなくて、「作戦を練れ」というタイプの言い方でした。それを聞いていると、「簡単じゃない」とか「難しい」ということを言われながら、とても勇気づけられました。

 

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作戦が必要であることに気がついていないわけではありませんでしたが、たしかにどうやら国際結婚には非常に周到な作戦と準備がいりそうです。「例えばね、例外的事務手続きのローカルルールがたくさんあって、そこでミスったわたしたちは、2年くらい裁判所通いした」とか言われると、細目のわたしでも目がまんまるになります。「リーガルフィはやばいから。」……お、おう。

住む場所についての観点

とりわけわたしに(もしかしたらAさんにも)欠けている観点として、「住む場所は、子どもを育てたい場所で決めろ」というアドバイスでした。

あとはどうにでもなるとまでは言わないのでしょうけれど、子どもをどこで育てたいかはたしかに重要なことかもしれません。わたしは転校ばかりしている子ども時代でしたので、なんだかよくわかりませんが、どうやら子どもというのはあまり環境を変えずにいるほうが楽に生活できるようです。

これからブログにしようじゃない

これ以外にも日常生活についての面白いキーワードをいくつも教わりました。「17年結婚していると、色々あるよー」とにっこりと言う同僚の目が、あまり笑っていなかったので、秋にまた再会したらまた話を伺わなくては*1

たぶんこれから彼女から教わったこと(とわたしが考えたこと)を少しずつ書いていきたいと思います。

*1:どうやら、同僚とご友人が、日本に在住する外国人配偶者をサポートするフォーラムを運営しているようなので、この話は絶対に伺っておこうと思います。