「Weddingとは呼ばない」話
(Note: Ok, A-san, I don't think this post can be translated well in Google translation because it is about translation itself. Sorry)
会の呼称
わたし達の小さなお披露目をわたしは「Wedding」と呼ぶことが多いのですが、Aさんはそのたびに反対します。「わたし達は、『wedding』をするんではない。ちょっと豪勢なお昼ごはんを、家族友人を呼んでするだけである。せめてこれは『reception』と呼ばれるべきである」と。
なるほど。そう言えば、日本でやるからにはわたしたちは法律婚の部分は公開しない(し、婚姻届の記入手続きを公開するのは無理がある)んでしたね。
それにこのブログでも気づいたら「披露宴」と呼ぶよりも「お披露目の会」というまどろっこしい呼び方が多いわけですから、たぶん、わたしもこれはいわゆる「ウェディング!」という感じではないと意識しているのでしょう。
合点がいきました。
なんて翻訳するのかしらね
さて来月、わたし達のイメージする感じをミーティングで伝える必要があるわけです。なんて言えばいいのかしらね。
調べてみると「食事会」というタイプの宴席をする人が少なからずいらっしゃるということがわかりました(正確には、そういうタイプの宴席をオーガナイズしている場所がいっぱいありました)。なるほど。「食事会」って言うのはいい響きだな。楽しそうに、みんながご飯を食べているのはいいことだと思います。それにわたし達は特になにかエンターテイメントを提供するわけでもないですから*1、その意味でも「食事会」ですね。
ただ会場の気持ちとしては、「食事会」というのはごく近い家族だけが揃って、会食をする感じのようです。そういう感じではない。じゃあ、わたし達の会は「大きめの食事会」というイメージが正しいのかしら。ただ形容詞がついていたり、形容詞に微妙な限定がついていたり、言葉の座りが悪いです。
一方で、「うたげ」とかいうとお座敷列車みたいですし、そもそもわたしの偏ったイメージでは宴だとすると誰かがいきなりお祝儀で「高砂や」をやらないと締まらないのです*2。そういう意味では、うちの親戚みんな不調法だなとか思ってしまうので、「うたげ」はやめましょう。
「懇親会」というのもありますが、これはだいぶ仕事っぽい。わたしの仕事だと、メインの会議のあとにやたら懇親会があるんです。名詞とお世辞が飛び交う会になりそうで、ちょっと違うんですよね。(ちょっとじゃないか。)
とはいえ、日本語で「レセプション」は受け付けしか意味しないですよね。会場の方に「レセプションがしたいです」って言ったら、まちがいなく、「受付はわたし達の方で手配します」の意味にしかなりません。
ああ、わたし達のお披露目、なんて名前なんでしょうか。