お日柄を気にするべきなのかの話
小さなお披露目を東京でするとしましょう。そしてありがたいことに、家族や友人も来てもらえるとしましょう。ありがたい想定ですが、今はそのつもりで準備していますから、そう思うことにしましょう。
そうなるとわたし達のお披露目会は必然的に国際的になります。国際的になるということは、多かれ少なかれ「風変わり」な会になるということです。その風変わりさが、「国際的でエキゾチック」な範囲で済むのか、(東京出身の人からみたら)「常識知らずで恥ずかしい」ことになるのか……その間の境界はどうやって見分けたらいいのでしょうか。
事例としてのお日柄
例えば日本語に通じた出席者を期待している場合に、いわゆる「お日柄」を気にしたほうが良いでしょうか*1。
結婚関係のウェブサイトをみると、「結婚式の日取りって最近ではこだわらないカップルも増えてきた」*2と書いてありますけれど、わたし達の会に参加する人が気にしないか……これはよくわかりません。特に(今は全く予定はないですけれど)特に予算に余裕が出来て、年上の親戚を招待できるようになったときに、気にする人が出てこないかしらと思います。
もし誰も気にしないという自信があれば、会場選びも楽になるのですけれど、ねえ。
外部の事情通はこういうとき便利……なのかも
昨日は、意味もなくウェディング・プランナーさんと戦う悪夢をみましたが、こういう事柄については、外部の事情通がいるのは悪くないなと思います。
場数を踏んでいる
もしかしたらプランナーの人は、幅広い年齢層や文化圏の人々と仕事をした経験があって(実際、「うちは国際結婚慣れています」と主張する会場は少なくありません)、ある程度のノウハウが貯まっているかもしれないわけです。
外部の利害関係者
それに加えて、なにしろ「外部」と言っても、ウェディング・プランナーさんたちは、利害関係者です*3。
何しろ、披露宴関係の口コミサイトには、披露宴を企画したカップルだけではなくて、招待された人たちも書き込むわけで*4、ちょっとでも変なことをすれば、「常識のない会場だ」とか書き込まれるリスクを取らなくてはならないわけです。
(もっともそれを恐れてなんでも保守化してしまうと、今度は披露宴を企画したカップルに厳しいレビューを書かれるリスクを負うわけで、問題が解決するとも思えませんけれど。考えれば考えるほどむずかしい仕事ですね。)
このように考えたら、ウェディング・プランナーの方が(うまくすると)良い戦略的パートナーになりうるのかもしれないな……と期待できるような気がしてきました。
*1:わたし達の場合は、お日柄についてAさんが知ったら、絶対にこだわることになりそうですよ。何しろ、Aさんは(そして最近、わたしも感化されつつあるわけですけれど!)"good fortune"という単語に大変弱いですから。ふふ。
*2:結婚準備完ペキマニュアル- 六輝(六曜)カレンダー2021年 -ゼクシィ
*3:外部の利害関係者なので、「お二人の立場に立って」とだけ言う人は、ちょっと信頼できない……気がします。そういう人は、結局、約束できないことを本気で約束してしまう人か、最初から嘘も方便と思っているかでしょうから。
*4:考えたら、彼らはいわば出資者ですから、もちろんレストランにレビューを書くように、感想を書く権利はあるわけです。