CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

ロシア入国ビザの話

(これはロシアの観光ビザのとり方を説明したものではありません。さらに2017年の情報です)

2017年、Aさんはロシアに仕事で長期滞在しておりました。ちょうどわたしの仕事が休みを取りやすい時期でしたので、Aさんを訪ねてモスクワに出かけることにしました。

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日本とロシアは、査証(ビザ)については相互主義が適用されるので*1、Aさんをモスクワに訪ねるにはビザがいります*2

 

 

ビザ2種

日本国籍保有者がロシアに短期滞在で出かけるために使えるビザは2種類あります。1つは個人ビザで、もう1つは観光ビザです。

個人ビザは複雑

個人ビザは、日本の短期滞在ビザと同様に招聘人がいります。

tokyo.mid.ru

この手続をみると、Aさんがロシア国内にいる場合は、わたしはAさんに招待してもらうのは不可能です。

観光ビザも複雑に見える

観光ビザは、招聘人はいらないものの、それでも独特の必要な書類があります。

tokyo.mid.ru

何しろ、

旅行手配をするロシアの組織による旅行者受入の確認及びロシア連邦旅行業者官報に記載されている同組織の情報

ってのがなんのことやらちっともわからないのです。

ところがロシアの観光ビザは驚くほど簡単に取れます。合法に手続きを代行してくれる会社がたくさん存在していて、それらのインターネット上でそれらの会社を通じてビザが申請できるからです。もちろん、契約したらパスポートと証明写真を郵送しないといけませんが、それ以外の手続きは全部業者に任せることができます。

どの業者が信頼できるかが、わかりにくい

わたしは日本国籍保有していますので、日本国内ではパスポートなしで生活できるとはいえ、パスポートの原本を送付するわけですからできるだけ信頼できる業者に頼みたいわけですけれど、業者があまりにたくさんありますのでどの業者が信頼できるかは、今ひとつよくわかりません。

まさか価格comみたいなレビューサイトがあるわけでもなし、結局、安くもなく高くもない業者を選ぼうという非常にあやふやな基準で検索結果をうろうろすることになります。

幸い、わたしはちゃんとした業者にあたりました(ので、その業者がまだ存在していれば、次回もそこにしようと思います)けれど、このあたりはわたしのリテラシーを改善する余地がありますね。

日数は値段による

ちなみに申込みおよびパスポート送付からの日数は、料金によります。速いものだと翌日取得もできるようです。一番安いものだと2週間位かかるようです。(リンクは、一例で、わたしがオススメしたいわけではないです。)

visa.d2.r-cms.jp

 

まとめ

  • この体験談は信頼してはならない
  • が、パスポートと証明写真をビザ申請代行業者に送るだけで、通常は簡単に観光ビザは手に入る
  • 日数は払う料金による

 

*1:「査証については,わが国は査証,査証料金ともに相互主義の原則を採用しており,査証相互免除協定国21カ国,査証料金相互免除協定国12カ国,査証料金相互減額協定国2カ国となつている」http://www.mlit.go.jp/hakusyo/transport/shouwa39/ind030203/003.html

*2:フィンランドからサンクトペテルブルクへのクルーズ船で上陸する場合は査証がいらないのだそうです。