CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

遠距離恋愛ブログと良いこと探しの話

遠距離恋愛についてブログを書くことにしたのは、ドイツの友人の勧めがあったからです。(なのにその友人には読めない言語で書いている訳ですけれど。)

その友人には付き合いだしてすぐから、色々な話を聞いてもらっているのですが、彼女が言うことには、「君のしていることは、貴重な経験だから、自分のために記録を残した方が良い」のだそうです。

現にわたしの経験が貴重なのか、普通なのか、現在のわたしには判断がつきませんけれど、ポジティブな思い出やエピソードは残しておいて損はない気がしていますので、彼女のアドバイスに従うことにしました。

良いこと探し

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書き出してみて気がついたのですが、なるべくわたし達についてポジティブなことを書こうと意識してみると、それはそれでとても良い効果があることに気がつきました。

わたし達の違いが分かる

人間が2人揃って全く同じということはないでしょう。わたし達は違う人間です。わたし達が付き合っているのは、性格や生活の共通点と相違点のバランスが取れているから、でもあります*1

お互いのポジティブな行動パターンが分かる

ポジティブな行動をしているときは、何の問題も生じていないときなので、今なぜ問題が生じていないのかを意識することはできません。

問題が生じていると、相手を理解しなくてはなりませんので、色んなことを言語化しようとするのと、対照的なことです。

このブログは、良いこと探しをしているようなものですから、ポジティブな思い出や計画がなぜポジティブに感じられるのかを考えて言葉にできないか試しているのです。

これはとても良い練習になっていると思います。

1人でないことが分かる

ブログを書き出してみると、国際恋愛遠距離恋愛も特殊なことではないと分かります。このことには2つ良いことがあります。

1つはもちろん孤独感が減ることです。しかしもっと大事なことは、「俺はこんな特殊なことをしているのだ」という陶酔感を相対化出来ることです。この陶酔感は非常に危険で、自分のことを特別な人間だと誤解させる原因になります。

大したことないと言うつもりはありませんが、思ったよりも普通のことなのだと思うのは心持ちのバランスをとるのに大事なことです。

誰のためか

はてなブログについて検索すると、収益化の話がよく出てきます。誰かの役に立って欲しくて記事を書くならば、確かに収益化を目指しても良いのかもしれません。しかしこのブログは、あまり読者のことを考えていません。アクセス数もこのことを反映しています。

そして読んでくださる方は、わたしの仲間だと思っているところもあります。仲間だと思う人のブラウザに必要以上の広告を表示するのも違うように思います。

しばらくはこの方針でいきます。

 

Odai「ブログをはじめたきっかけ」

*1:「性格の不一致」というのは、このバランスが崩れることなのかもしれませんね。