CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

それでも日本風の結婚式は避けたい話

日本で法律婚の手続きしてお披露目する見込みになってきました。

それでも忘れてはいけないのは、わたし達は日本風の結婚式は避けたいことです。

 

 

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手続き婚は避けられない

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札幌市の記入例


日本で結婚やお披露目をしようとすると、法律婚の部分が手続き婚になります。つまり役所でなんの行事もなく、紙を提出するだけになります*1

こうなるとAさんとわたしの当初の希望とは食い違ってしまいますが、制度がそういう設計になっているのですから、これはもう避けがたいことです。 

結婚式は避けよう

とはいえ、日本風のホテルや結婚式場で開催される結婚式の儀式はどれもわたし達に向きません。なんとしても、わたしはそれを避けたいですし、この点ではAさんとわたしは常に一致しています。

かと言って、Aさんが洗礼を受けた宗派の教会であるニコライ堂やわたしがお宮参りをした神社に問い合わせてやるのも、信仰を実践してないわたし達がやるのは違うように思うのです。

自分のことながら、「面倒くせーなぁ」と思います。「堅苦しく考えることもないじゃない」とも思います。思いますけれど、2人とも嫌なものは、やっぱり嫌なのです。

Aさんのかっこよさ

最初に目指していたことが実現出来なくなったときに人の普段の振る舞いがでます。こういうときに、Aさんはすごいなぁと思うのです。

Aさんは「どうせお披露目しないなら届け出だけになるのだから、東京でお披露目するなら届け出でいいでしょう」と言うのです。ちょっとカッコいい。

作戦

 

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惚れ惚れしながら話をして、わたし達の新しい作戦が決まりました。結局、わたし達は

  • 日本風の結婚式はやっぱりしない
  • お披露目をもしするならば、お披露目だけできる場所を探す

ことにしました。

ということは、Aさんが次に来たときに効率良く検討できるように、これからお披露目の場所を色々さがしていくことになります。

*1:ところで、婚姻届は戸籍法施行規則の附録第十二号様式に従っていればいいのだそうですけれど、この様式に従うと婚姻届に外国語の訳を添えたらだめだということになります。日本は日本語が公用語だということには一切文句はないのですし、役所の方でそれを用意しろという意味では全然ありませんが、様式をもう少しだけ柔軟にしてもらえれば、届出人の方で外国語訳付きのオリジナル婚姻届が作成できると思うのです。どうでしょうか。