CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

灯りが消えたの話

家事があってから初めて、パリのノートルダム大聖堂を観に行きました。

 

 

灯りがない

夕食を食べた帰り道、地下鉄の駅を何駅分か歩いてセーヌ川沿いにたどりついてみると真っ暗な大聖堂がそこにありました。そして、ノートルダム聖堂の周囲は全て立ち入り禁止になっており、周りに柵が巡らされていて、いかにも工事現場といった風情です。

 

f:id:cdghnd:20190823225133j:image

 

パリの中心ですから、大聖堂の周りは煌々とあかりが灯されて、多くの人が行き交っていました。

昼間はそれほど気にならないかもしれませんけれど、夜になってみるとパリの大事なランドマークがまったくなくなってしまったように見えます。きっとエッフェル塔などから見る夜景はずいぶん変わってしまったことでしょう。

住人でなくても

大聖堂の暗さと周りの明るさの対比がなおさら、大聖堂の静けさを強調している気がして、ちょっと辛い気持ちになりました。

もう住んではいないわたしがそう思うのですから、住んでいる人の気持ちはいかばかりかしらと思います。

工事には時間がかかりそう

そしてニュースを読んでいるとこの状態は簡単には解消しないようです。

先日から鉛の問題で工事が止まってしまった上に、

「熱波の影響で先日、(会衆席のある)身廊のアーチ型の天井から石材が新たに落下した」

火災被害のノートルダム大聖堂、熱波で「倒壊の危険」 仏文化省 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News

と14日にフランスの文化省が発表していますから、これは修復に時間がかかりそうです。

次回パリに来たときにも同じ状況ではないかと思うと「早くこの感じに慣れないといけない」とは思うのですけれど、なかなか難しいです。