CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

温泉の話

5月にAさんが東京に参りますので、最近は東京で何がしたいかという話になります。「もう桜には間に合わないよね」と念のため確認するAさんですが、もとよりそれは間に合いません。今回は藤だって難しいでしょう。

「それなら何がしたいのさ」とAさんは訊きます。そうですねぇ、仕事の忙しい時期ですから週末に温泉でも行きたいですね。「それはいいアイディアじゃない」とAさん。という訳で伊豆に温泉旅行に行くことにしました。

とはいえ、Aさんがこのように言えるようになるまでには、少しの紆余曲折があったのです。

 

 

Aさんと温泉

ロシアはサウナがとても盛んなようです。わたしの好きな映画「運命の皮肉」にもサウナのシーンがあります。

聞くところではご両親もサウナがお好きなんだそうです。

ところがAさんはもともとはあまりお風呂やサウナは好きではないようです。すぐにのぼせてしまうし、蒸し暑いところは苦手だとのこと。

苦手なことをさせては悪いからと温泉には誘わずにいられたら、わたしもイッパシの紳士なのでしょうが、あいにくわたしは温泉が好き。という訳で、あの手この手を使って温泉込みの遠足プランを提案してきました。

箱根と宿選びの失敗

最初の温泉つき遠足は、Aさんにとって初めての日本滞在のとき、冬の箱根でした。とにかく安い宿が良かったのでBooking.comでそういう宿を探しました。

見つけた宿は、英語のレビューはまあまあ好評なのに、日本語のレビューがやたら低い場所で、中々香ばしい場所でした。

行ってみると温泉はまあまあですが、やはり全体に雰囲気があまり良くありませんでした。これではAさんは気に入らないだろうと思いましたら、やはりそれほど感心してもらえませんでした。「箱根は素敵だったけど、ねぇ」とのこと。「あなたが楽しめたから良かったよ」と言われると、なんだか申し訳ない気持ちになります。箱根は悪くなくて、宿だけが微妙だっただけに選択ミスが悔やまれます。

日光で挽回

f:id:cdghnd:20190404232224j:image

それでも昨年の1月挽回の機会が来ました。来日に合わせて、今度は日光に行きたいのだそうです。さすがに今回は少しちゃんとしたホテルを予約して、臨みました。

結果は大成功。「温泉良いね」を頂きました。とりわけ気に入ってもらえたのは露天風呂。そうでしょう、そうでしょう。冷たい空気と熱いお湯の組み合わせは、良いものです。のぼせにくいですしね。

 

 

さて、今回の宿は気に入ってもらえますかしら。