スペースを購入する観点からみた航空券の話
今回の旅は飛行機に恵まれました。ゴールデンウィーク後、夏の休暇前の良い時期に飛んだせいでしょうか、ほとんどのフライトで隣席が空いていました。
中でもポーランドからドーハまでの帰りのフライトでは一列全部使って飛ぶことができました。夜のフライトで、ビジネスクラスでもないのにフルフラットシート状態でゆったり寝て帰れるのは非常に楽でした。映画も何も観ずに食事以外の時間以外はばっちり眠りました。
今回はエコノミークラスの料金で、楽をさせてもらえました。ありがたいことです。
スペース大事
わたしは短足なので普通のエコノミークラスの座席配列で困ることはほとんどないのですが*1、ほんの少しでもスペースに余裕があれば*2、それだけで飛行機旅は楽になります。例えば隣が空いているだけでも、圧迫感がないですし、肘が自由になる安楽さがあるとそれだけで疲れにくいように思います。
人のサービスを受け馴れていないだけじゃなくて、人見知りでもあるので、ビジネスクラスやプレミアエコノミームクラスの座席のサービスは全く魅力的に映らないのですが*3、それでもスペースはとてもうらやましいです。
こういう経験をするとビジネスクラスやプレミアムエコノミーのような座席は、サービスよりもきっとスペースを購入しているんだろうなと(乗ったことはありませんが)想像できます。
航空機の平米あたりの値段
そうは言っても、航空券の値段は占める面積に比例しているわけではありません。ちょっと検索してみると、プレミアムクラスの航空券は、1平米あたりの値段も高くなっているようです。
上記は2017年の記事ですが、エティハド航空のA380の座席だと、
面積あたりの価格にするとエコノミーが1平方メートルあたり3580ドル(約41万円)、同様にビジネスは6532ドル(約75万円)、ファーストは4347ドル(約50万円)です。
(こうやってみるとファーストクラスの平米価が案外安いですね。それともビジネスクラスが儲けが大きいのでしょうか。)