航空券ポータルと信頼
わたしが海外旅行を始めた頃は旅行代理店にでかけて、航空券の値段を調べていました。旅行は計画しているときが一番楽しいタチなので、「明日はHISに行こう」などという夜などはとてもワクワクしたものです。
今はインターネット上で航空券を検索することが多いですよね。特にわたしなどは少々カスタマーサービスを犠牲にしても安く済ませたいので、旅行代理店に行くよりはインターネットで様々な経路で航空券を探しています。
様々な航空会社の直販サイト、旅行代理店のウェブページを串刺しで検索するポータルサイトも英語、ドイツ語、フランス語、日本語と多くあります。東京を走る鉄道でもそういう会社の広告が出ています。
そういうサイトを使っていてとても残念な気持ちになることがあります。それは価格が航空券だけの値段だけで表示されているときです。
実はわれわれが飛行機代として支払っている価格は、航空券の値段の他にも様々な費用をまとめた総額なのです。例えば、空港税や、日本でこの間導入された出国税、燃油サーチャージ、発券手数料などは、航空券の値段の他に付け加えられるコストです。
特に日本語に多いのですが、中には検索結果を表示する際に、航空券代だけしか表示せずに、「おお、安いね」と具体的な旅程をクリックして始めて、全然違う金額を会計総額として表示するサイトがいくつかあるのです。
個人的にはこういうことをするサイトは、あまり信頼できません。なんだか騙されているような気がしますし、そもそも様々なポータルを比較したいときに非常に不便です。
というわけで、総額表示じゃない検索結果をリストするポータルに突き当たると、わたしは「そんなことをすると信頼を失うよ」と呟いて、そっとタブを閉じるのでした。
どのサイトを使うか
ではわたしはどこを検索するか。実はあまり複雑なことはしていません。
iPhoneにSkyscanner をインストールしておいて、日付を色々変えながら安そうで行けそうな期間を見つけます。予約まで時間がある場合は、Cheapflightsでアラートを設定しておく日々の航空券の値段の上下を知らせてもらうことができます。
その後航空会社の直販サイトで航空券を買います。航空会社直販のチケットは一番安い旅行代理店より少し高めなことがしばしばありますが、しばしば座席が予約時に指定できますし、オンラインチェックインなどで便利な気がして、このようにしています。