CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

女性の日

(ずいぶん久しぶりになりますが、これからは日記の代わりに色々書こうと思います。)

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3月8日は女性の日でした。Aさんの故国では非常に重要な日です。

 

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これまでは花の写真などを交換しておりましたが、たまさか、Aさんは里帰り中でしたので、なんとか色々びっくりさせてやろうと思いました。というわけで、インターネットとで、Aさんの故郷の街の名前と、"Flower Delivery" を一緒にして検索してみました。そうするとあるんですね、インターネットで花を注文して配達してもらうサービス。しかも1つじゃなくて、色々なサービスが花束の配達サービスを英語で展開しておりました。

どれを選んでいいのかわかりませんし、レビューも良いものしか掲載していないもようだったので、前日に適当に「えいやっ」と選びまして、クレジットカードの情報を*1入力して注文しました。

当日、いつ配送されるかしらねとわくわくしながらトラッキング専用のサイトを眺めていたのですが、待てど暮らせど配達が進まない。午前中の配達依頼なのに、12時半になっても届かない。そしてAさんご一家はおばあさまの家に3月8日のお祝いにでかけてしまいました。

「祝日に配達するなんて嘘だったのか。高い勉強料だったなあ」としょんぼりしておりましたら、チャットが入りました。

「電話したけど、不在でした。再配達料を払ってください」

そうです。Aさんとご家族は家にいたのに、配達せずに(たぶん、配達が間に合わずに)持って帰ってしまったのです。「その時間は絶対にわたしのガールフレンドはいたはずだし、ご両親もいた」と怒りのチャットをしながら、モニタの前で思わず笑ってしまいました。さすがです。

とはいえ議論していてもしようがないし、花が花屋で腐ってもつまらないし、高くなかったので再配達料を払いました。さすがに相手も失敗したと思ったのでしょう。今回は、配達に出る前にAさんの家に電話をして、お詫び(?)のスパ無料券をつけて配達してもらいましたよ。

Aさんに、配達ごまかされたという話をしました*2ら、「この国で注文した日にちゃんと届くだけで喜ぶべき」と言われてしまいました。まぁね、そういう気がしていたんだ。

 Aさんは、花屋からの電話がかかった直後に電話をしてきて、「なにか送ったでしょう」と喜んでくれましたし、実際に花を見て非常に喜んでくれたので、なかなかいい企画だったかなと思うのでした。

予想外の効果は、Aさんのご両親にも感心していただけたことです。「一石二鳥を狙ったな」とAさんは言いますが、まさかそんなわけはないのです。でも、ちょっとそれも嬉しいのでした。

*1:ちょっとだけ「乱用されないかしら」と思いながら入力しましたが、心配は杞憂でした。

*2:でもさすがに再配達料を払ったのは内緒にしました。