ストライキの話
フランスはストライキの真っ最中です。マクロン大統領の年金改革に反対しているストライキですが、公共セクターがストライキを構えて収まる気配がありません。
夏のストライキ
そういえば、夏にも似たような理由でストライキがありました。あのときにはフランス国鉄(SNCF)は動いていて、RATPというパリの地下鉄などを運営する会社のみでストライキがあったわけです。
わたし達はちょうどコペンハーゲンからパリに戻る日にストライキがありましたので、パリについてから帰宅するまでに3時間以上をかけることになりました*1。
今回は大規模
ところが、今回は国鉄も含まれているのでもっと大規模です。
通常はストライキが一時休戦になるクリスマスにも、ストライキが実施される事態になっていて、なかなか大変のようです。Aさんから転送されてくる情報でも、ホームに人が入れなくなって入場制限されていたりする駅もあるようです。
年末年始の休暇の時期にパリに行こうという旅行者は、世界中にたくさんいると思いますけれど、彼らは空港からパリにでるのも苦労するかもしれませんんね。旅行業者の方も対応に追われているようで、例えば、地球の歩き方のブログには、毎日、ストライキ中の交通情報が出ています。念の為リンクをば(もっともこのブログみながら旅行する人はいないでしょうけれども)。
ホームオフィスまつり
Aさんの家とパリを結ぶ鉄道も、10時から16時のあいだは運休という日が続いていました(12月25日はとうとう、一部区間をのぞいて全日運休。そしてもちろん、Aさんの自宅最寄り駅は、「一部区間」の外。ふははは)。こうなるとにっちもさっちもいかないことになります。午後勤務の日が多いAさんは、午前中から働くか、ホームオフィスができる日はホームオフィスをするしかありません。
ホームオフィスが可能な職種で勤務していてよかったなと東京のわたしは思うのでした。