CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

資料のモデルの話

わたし達が資料請求する先は割と和風の建物であることが多いのです。Aさんのお父さん・お母さんにもちょっとエキゾチックな経験を提供したい。わたしの両親には、一応わたしたちがちゃんとした場所でお披露目をしているところを見せたい。なにより、ニセモノチャペルのないところ! ……という選択をすると、自然と和風の建物が多くなるわけです。

 

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資料のモデル

ところで、そういう場所に資料を請求すると送られてくる資料に掲載されている写真に、白無垢や色留袖を着たいわゆる白人のモデルが男女ともに多いことが目に付きます。もちろんアジア系のカップルが写っている写真も(洋装でも和装でも)あるのですけれど、白人モデルの和装というのもしばしばあります。なんというかその頻度は、もうここに写真を掲載したいと思うほどです。

特に結婚式専業の業者の資料にそういう傾向があるように思います。

我々のため……ではない

これは、送って下さる方々が、わたしたちが国際(でかつ、インターレーシャルな)カップルだから色々想像しやすいようにと好意でそういうパンフレットを選んでくださった……というわけではないと思うのです。ホームページに日本語しか出ていないのに、白人モデルを利用しているところもありますから。

しかしあまりに目に付きますので、Aさんも「これはわたし達みたいな人がいっぱい結婚している会場だっていうことかな」と訊いてきます。「多分違うと思います」と返事はするものの、真相は藪の中です。

イメージ?

むしろ気になるのは、どういうイメージ戦略でこういう写真を選んでいるのかしら……ということです。きっと100万円単位でお金を取りたいのですから、それに対応する「夢のような結婚式・披露宴」というイメージを売り込みたいのだと思うのですけれど、大半のお客さんとは異なるエスニック・グループのモデルを使うことのポイントは何なのでしょう。