CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

小切手の現金化の話

ドイツから送られてきた小切手の現金化に苦労していました。

f:id:cdghnd:20190706222243j:plain

これが難問

これまでの道のり

東京では扱う金融機関がほとんどなくて、現金化出来る金融機関の口座も持っていなかったので、現金化できませんでした。

 

 

パリでは、Aさんの取引銀行の受付の方に「出来るけれどやりたくない」と言われてしまいました。

 

 

3ヶ国目

というわけで小切手を現金化する旅第3ヶ国目、ドイツです。

作戦は小切手を裏書きして、ミュンヘンの友人の口座に入金してもらうことです。

感触は良い

この友人が事前に取引銀行に電話しておいてくれたところ、指図式線引小切手を裏書きして友人の口座に入金させることは「問題なく出来るはず」との回答を得ました。

困惑の紳士

というわけで空港に着いてすぐ、車で取引銀行まで連れて行ってもらいました。受付で待つこと数分でわたし達の番になり、事情を説明すると担当の紳士はかなり混乱しています。

「これは指図式の小切手だけど、裏書き出来ますかね。ちょっと聞いてきます」

こう言って紳士は、小切手を持って、奥に問い合わせに消えました。

真っ黒な小切手

程なく奥から出てきたのは、多分上司女性。

「電話くださいましたね。わたし達を専門学校で習って以来、やったことない手続きですが、出来ますよ」

そう言うと2人で、引き出しをゴソゴソし始めます。まずはゴム印を2つ。これを小切手の裏側に押します。さらに手書きで、「この小切手を下記の人に振り込んで下さい(意訳)」という手書きの文章。その下に友人がサインして、「以上依頼します(意訳)」と書いて、わたしがサインします。最後に銀行の支店名と日付の入った印をおして、小切手の裏側が真っ黒になりました。

「こんなこと滅多にやらないので、職業学校の遠い知識が役に立ちました」と仰りながら紳士は、「これで大丈夫。しばらくしたら振り込まれますよ」と請け合います。

やりました。これで振り出し元の銀行さえ文句を言わなければ、小切手が現金化出来るはずです。

さてどうなりますやら。

小さな失敗

ところで今回唯一の失敗は、真っ黒になった小切手の写真を撮影し損なったこと。もちろん銀行ですからそういう雰囲気ではなかったので、出来なかったのですが、惜しいことをしました。