CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

床屋に行く話

リムジンバスを使って成田空港に来ました。

 

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予定どおり(それどころか道が空いていましたので10分以上予定よりも早く)えらく早く着きましたので、空港内をウロウロしておりましたら、床屋を見つけました。

というわけで床屋に参りましたよ。

カットの腕前を云々するほどオシャレでもないですし、大して複雑な注文をしたわけではないのです。それでも飛行機に乗る前にさっぱりするのはなかなか良い感じです。何より蒸し暑い日にプロに洗髪してもらうとなんと気持ちが良いのでしょう。これは贅沢な遊びを覚えてしまったかもしれません。

今まで、駅や空港の床屋の存在に気がついてはいても、利便性以外の理由ではお客がつかないんじゃないかと思っていましたけれど(そしてもちろん利便性は需要なのですけれど)、旅の前に人に髪を洗ってもらって、ヒゲまで剃ってもらえるのは最高です。

「きっとAさんは気が付かないだろうなあ」とは思いつつも、「Aさんのために身ぎれいにしておきましょう」と思って入りましたけれど、むしろこれは自分のためでしたね。

床屋で話をするか

今日の床屋が非常に良かったのは、理髪師の方が非常に寡黙だったことです。注文をお願いしたあとの会話が、「いらっしゃいませ」「どちらにいらっしゃいますか」「フランスは暑いんですか」の3つだけであとは淡々と作業をなさるタイプの方で、非常によかったです。

わたしにとって知らない床屋さんに入るときの恐怖は、「理髪師の方が話し好きじゃないか」ということにあります。人嫌いの方が床屋を開業するのは難しいでしょうから、理髪師の方は割とコミュニケーションを取ることを大事なお仕事と捉えている方が多いものです。でもわたしはあまり話すのが得意ではありません。どちらかと言うと、ハサミの音を聞きながらウトウトするのが理想なのです。

今日は駆け込みで入ってそういうお店でしたので非常にラッキーでした。