誰がお客なのかの話
ウェディングフェアに行きたいのです。しかもパリのウェディングフェアなんて、ブログの記事にするのになかなかよいでしょう……という話をしました。
そのときにみつけたのは、Salon du Mariage á Parisというイベントです。6月の記事では、ここにでかけてみたいという話をしました。
このイベントは招待制なので、招待状の発給をうけなくてはなりません。フランスに住所と電話番号があるAさんに頼まなくてはならないのですが、Aさんも忙しく今日まで作業できませんでした。
そして今日、無事に招待状が発給されて、スマートフォンをかざすと入れるQRコードが送られてきました。これで無事に9月にウェディングフェアに遊びにいけますよ。嬉しいな。
からくりが透けて見えるような、見えないような
招待制のイベントなのはいいのですが、このイベントの招待状はなぜかフランスに住所と電話番号がないと申し込めません。そのせいで、(フランスに電話番号がない)わたしが申し込もうとしても、弾かれてしまうのです。
欧州で最も大きな都市であるパリにあまり似つかわしくないこの仕打は、いったいなぜなのかしら。考えてみました*1。
無料イベントですから、おそらく、企業は参加費用を払っているはずです。ということは、主催者が招待客をフランス在住の人に限定したい理由は、そのあたりにあるように思います。
簡単に思いつくのは、フランス在住の顧客リストがほしいということでしょう。
しかしこれは「フランスで結婚」というキーワードをドイツ語、英語、日本語で検索したわたしから言わせれば、奇妙です。なぜなら、フランスでのレセプションはものすごく人気があるからです。なんだったらそれぞれの言語圏にそれ専用のエージェントがあります。現地企業だって、このパイの取り分を狙わないはずがないのです。
そうだとするとむしろ、ウェディングフェアの主催者としては優良外国人招待客のリストだって用意するべきなように思われます。(なんだったら、そのリストは「プレミアム出展者限定」とかいうカテゴリ分けで高く売れそうです。)
こういう風に考えてみると主催者が何を狙って、フランス在住者限定の招待イベントにしているかが、よりわからなくなります。
ふむ。
なにはともあれ、わたしは行くぞ。ブログに書くぞ。おほほ。