CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

トランジットに失敗する話

安い航空券を探して買っているわたし達ですので、直行便が一日何便もでているパリに行くのに経由便を使っております。

 

cdghnd.hatenablog.com

 

今回Aさんの旅行は、北京経由の深夜便です。羽田空港を21時に飛ぶ便ですので、仕事を終えて18時半位に品川駅で落ち合いました。空港でチェックインをして*1、のんびり最後にとんかつなど頂いて、別れたのでした。

問題発生

羽田空港から自宅に戻る途上、Aさんからメッセージが入りました。

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「航空管制のせいで*2、1:05まで出発が遅れる」という衝撃のメッセージ。飛行時間3時間ですから、現地時間2時に北京を飛ぶパリ便にはどう考えても間に合いません。これは困りました。

遅延のせいで食事券が出るという、噂には聞いていたけれど経験したことがない事態を迎え、とりあえずAさんは制限区域内で寿司を食べました*3。それでもこのときは、「パリだったら大混乱だったはずだけど、東京はいろいろスムーズだねえ」とAさんは、まだ余裕のある様子でした。

結局、23時過ぎに搭乗手続きが始まったところで、わたしは力尽きて眠りました。

3時間以上の遅延で北京着

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結局、飛行機は現地時間3時過ぎに北京着。予告どおり、乗り継ぎ便に間に合わないのでした。朝起きてみると、Aさんはトランスファーデスクの列が進まないことに、怒り爆発しておりました。そらストレスも溜まるでしょう。航空会社が悪いのかどうかも分かりませんが、Aさんの中で、「もう二度と北京経由は使わない」という気持ちが固まったようです。それもよく分かります。わたしでも絶望します。

話はまだ終わってない

結局、トランスファーデスクで割り当てられた次の便は、現地時間13時過ぎ発。現在、Aさんは北京空港の制限区域内のどこかで少し休んでいるのでしょう。「しばらくwifiは使わない(使えない?)から」と言っております。わたしの経験では、北京空港はかなり安全な印象なので、それほど不安はないのですが、それでもかなり心配です。長い待ち時間、北京でもせめて食事券が出ているといいのですが……*4

もちろん不幸中の幸いは、パリ行きなので1日に複数便あることです。おかげで、この待ち時間で済んでいるわけです。おそらくよその行き先だと、最悪24時間以上待つか、さらにトランジットが増えることになるのでしょう。そうならなくてよかったなと思いつつ、「航空管制だかなんだか知らないが、なんてことするのよ」と怒りに震えております。

*1:オンラインチェックインじゃなくて、空港のチェックイン機を使ったのですが、オンラインでやるよりちょっと速いように感じがしました。オンラインだと席の選択肢が少し多いように感じますけれど、チェックイン機優秀ですね。

*2:航空管制のせいとのことで、インターネットを調べましたが、21日の羽田空港でのトラブル以外出てきません。何事があったのでしょうか。

www.okinawatimes.co.jp

*3:寿司の大好きなAさんですし、羽田空港に行くたびに「ちょっと食べてから搭乗したいな」と思う寿司屋でしたが、こんなしかたで話題にのぼるとは……。

*4:追記:もちろん、食事券は配布されませんでした。どうやら「ホテルを手配することならできる」とは言われたようですが、もう一度列に並び直した上に、短期入国ビザを申請しないといけないとかで、現実的ではなかったようです。