国際女性デーの小さな伝統

3月8日は、国際女性デーです。もともとは、女性参政権を求める運動に端を発しているので、非常に政治的なイベント*1だったわけですけれど、現在ではそういう経緯はあまり重要ではないようです。むしろ、 Aさんの故国では、男性が女性に花を贈る人として、非常に重要なイベントです。

Aさんもこの日はお祝いされるととても嬉しそうにしています。ちゃんと訊いたことはないですけれど、たぶん、バレンタインデーよりもよっぽど重要な日なんじゃないかと思います。

 

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もちろん、折角の機会ですから、わたしも花を贈ろう、と思うのですが、何しろ1万kmのかなたにいますので、現物を届けるのは簡単ではないわけです。お金に糸目をつけないとしても、日本から送るのは植物検疫に引っかかってしまいます。パリ市内は、お金さえ出せば、オンラインで注文して花を届けてくれるサービスがあるのですが(インターネット万歳)、パリ郊外に住むAさんのお宅まで届けてくれるかは、今ひとつ自信がありません。何よりパリは平日。いつ来るかわからない花屋の配達を「待ってください」とは言えません。

というわけで、日本に移ってからは、街に咲く花を見つけてなるべくきれいに写真に撮って送ることにしています。幸い、関東地方では、この時期から色々な花が道端で咲き始めますし。花の写真を撮るのは(下手ですけれど)もともと好きなのですが、Aさんが思ったより喜んでくれるので、とても楽しい2人の伝統になっていると思います。

 

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それでもいつか、オフラインでチューリップでも一輪買って、直接渡せる日が来やしないかと思うのです。こんなことを思ってしまうってことは、普段は「遠距離だって近距離だって大して変わらんよ」と言っていますけれど、やっぱりちょっと寂しいんですよね。

国際女性デー、おめでとうございます。

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*1:日本でも、報道各紙が女性のエンパワーメントに関わる特集をしていて、非常に良いことだと思います。