Small packing
Aさんはいつも「あなたは、small packingがヘタね」と言います。確かに、ちょっと前まではドイツから日本への往復で機内持ち込みサイズのバックパック1つということがよくありましたが、最近は預け入れのスーツケースにバックパックという重装備でパリに出かけることが多いように思います。
もちろん、ちょっとだけ自己弁護させてもらえば、頼まれて味噌汁を100食ばかりパリに持ち込んだりしているせいじゃないか、とも思うのですけれど、でも荷物がでかいことには変わりがない。
荷物が大きくなるわけ
何が変わったのでしょうか。もしかして歳取ってからじゃないか。そう思うと、なんだか激しくしょんぼりいたします。
ひとつ思い当たるのは、機内持ち込みの荷物に詰める電子機器の量があっという間に増えたということです。ラップトップに、アイパッドに、キンドルに、それぞれのケーブル。その他に、デジタルカメラも詰めますし、さらに滞在中に読めるように、仕事の資料をいくつか持っていこうと思うのも人の性でしょう。
もうひとつ思い当たるのは、コインランドリーに行く回数をなるべく減らしたいと思うことです。そうすると、持てる限りの(と言ってももともと衣装が少ないので、簡単な量ですけれど)洋服を持つことになります。さらに、Aさんに恥をかかせないように、ちょっと良い目の靴とジャケットを入れたら、スーツケースは満杯になります。
Small packing作戦
というわけで、夏に出かけるときには、荷物を小さくしたい。さて、荷物を小さくするにはどうしたら良いでしょうね。例えば、
- 洋服をAさんの家においておく
- 洗濯をマメにする
- 電子機器を減らす
- 資料は全部電子化する
- 恥も外聞も知ったことかとばかりに、カジュアルな服装だけで行く
などというのは有効な作戦のように思います。あと必要なのは、不安に打ち勝つ心の強さでしょうか。