CDG-HNDな遠距離国際恋愛日記

パリと東京。Aさんとわたし。

なんとかなるけれど、なんとかしないといけないこと

わたしたちは、英語で喋っています。が、わたしたちのどちらも母語が、英語ではありません。お互いに外国語で付き合っていくこと。これがわたしたちの置かれた状況なのです。そういう意味では、「英語は国際語だよ」って主張したい人々にとって、Aさんとわたしの遠距離恋愛は、格好のサポート事例だな、と思います。

実際にわたしたちは英語でなんとかしています。楽しく過ごして、一緒に欧州版のスーパーマリオで遊んで、たまに喧嘩のようなことをして、次回近距離になる日を計画しています。ありがたいことです。

では英語だけができれば、いいのか。「英語は国際語だよ」って言う方は、割りと「その通り」って仰るような気がします*1。しかし一方で、わたしは英語だけでコミュニケーションを取らないといけないことに不満を感じます。というのもわたしたちは、間違いなく、相手の故郷を訪ねてみたいし、相手の家族や友人たちと話してみたいのですから。

例えば、Aさんは東京に来てしみじみ言うわけです。「東京ってのは、あんまり英語が通じないのね。日本語ができないとダメね」と。地下鉄では、英語のアナウンスが流れ、あちこちに英語の案内板があるだけでは、結局、英語で生活できないわけです。

わたしたち2人のことであれば、英語でなんとかなる。でも、そこから拡げるためには、英語を超えてなんとかしないといけない。わたしたちの生活はその岐路にあるように感じます。

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*1:「日本なんだから、日本語で十分」って仰る方については、ここでは考えないことにします。わたしは、その見解に与しない生活の仕方を選んでしまったのですから。